Apr 1, 2021

2021年度第1回レギュラー・ワークショップ
「高等教育の未来」

毎年最初のワークショップとして、東京大学山中寮(内藤セミナーハウス)において2泊3日の合宿形式で行なっておりましたが、2021年度も新型コロナウィルス感染拡大の影響により、4日間のオンライン合宿に予定を変更して実施します。

このWS1は、新しい i.school生に対する i.school式のワークショップの導入、1年間仲間として取り組むメンバーのチームビルディングと位置づけられます。オンラインでの実施ということで合宿形式と比べて制限はありますが、新しいチームビルディングのあり方やグループワークの手法を実践する機会と捉えることもできます。

コロナ禍の影響により大きな社会変化が起こっています。変わらなければならなかったにも関わらず、なかなか変わることができなかった社会変革は、コロナ禍が収束したとしても元に戻ることはないでしょう。コロナ禍を社会変革の機会ととらえ、イノベーションを次々に起こしていくべきだと考えます。

今回のワークショップでは「高等教育の未来」をテーマに取り上げました。オンライン授業のメリットを感じる一方、人と対面する機会を失った大学生にとって自分ごととして取り組めるというのが1つの理由です。1810年に創設されたベルリン大学以来の研究中心主義、フンボルト理念に代わる大学の新たなパラダイムが求められているというのが最大の理由です。キャンパスがなく世界各国を巡り、授業は全てオンラインというミネルバ大学は、未来の大学の兆しなのかもしれません。

本ワークショップでは、バイアスブレイキング・アプローチによりアイディアを発想します。例えば、「大学を卒業して就職する」という当たり前を崩せば、新しい高等教育のあり方が発想できます。アイディア発想に続いて、アイディア評価、総括的分析、アイディア精緻化など、新規性を生み出すi.schoolのメソッドで基本となるスキルを一通り経験します。

■テーマ:高等教育の未来

■ファシリテーター:堀井秀之(i.schoolエグゼクティブ・ディレクター)

■日程:2021年4月24日(土)-4月25日(日)、4月29日(木)-30日(金)

■時間:9:00‐16:00

■実施方法:Zoomを使用しての開催。当日のアクセス先はおってご案内します。

■参加者:通年生、法人枠企業等合わせて25名程度

■使用言語:日本語

■オリエンテーション:こちらもオンラインで実施します。
4月14日(水)19:00~21:00(通年生のオリエンテーションも同じ時間内に行います。)

■事前課題:
・課題図書を読む。
・現在の大学の当たり前に関する資料を読む。※オリエンテーションで配布します。
・資料以外の大学の当たり前をリストアップする。

■課題図書:
『大学はもう死んでいる? トップユニバーシティーからの問題提起』(2020/1/17)苅谷 剛彦,吉見俊哉

■スケジュール:※予定は都合により変更になることがあります。

4月24日(土)
13:00-16:00 セッション①
・現在の大学の当たり前のリストアップ、整理

17:00-19:00
・オンライン懇親会

4月25日(日)
9:00-12:00 セッション②
・当たり前の分析、バイアスの発見、アイディア発想

13:00-16:00 セッション③
・アイディア評価
・総括的分析、再試行の設計

4月29日(木)
9:00-12:00 セッション④
・アイディア発想の再準備
・アイディアの再発想

13:00-16:00 セッション⑤
・アイディアの再評価、精緻化
・プレゼンの準備

4月30日(金)
9:00-12:00 セッション⑥
・最終プレゼン
・振り返り、総括

■参加費用について:
ワークショップの参加費用は無料です。
ネットワーク接続等にかかる環境はご自身で設定をお願いします。

■お申込み:
この度、通年生に加えて若干名の公募生(現役の大学生・大学院生)を募集いたします。
ご希望の方は以下「APPLY」より必要事項をご記入の上、ご応募ください。
応募締切:2021年4月10日(土)23:59
※全ての日程に参加できることがご応募の条件となります。
※選考にて参加者を決定いたします。
※通年生はSlackより出欠登録をしてください。
※i.schoolプログラム(法人枠)にご参画の企業の方は別途ご担当者へお送りしているメール添付のURLよりご登録をお願いいたします。

期日になりましたので締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。

  • 堀井 秀之

    堀井 秀之(ほりい ひでゆき) i.school エグゼクティブ・ディレクター/(一社)日本社会イノベーションセンター(JSIC)代表理事、東京大学名誉教授。
    1980年東京大学工学部土木工学科卒業、ノースウェスタン大学大学院修士課程・博士課程修了、1996年より東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻教授。専門は社会技術論、イノベーション教育論。2009年よりイノベーション教育プログラム、i.schoolをエグゼクティブ・ディレクターとして運営し、新しい製品、サービス、ビジネスモデル、社会システム等のアイディアを生み出すことのできる人材を育成。2016年に一般社団法人日本社会イノベーションセンター(Japan Social Innovation Center, JSIC)を設立。政府、企業とi.schoolの学生・修了生が協働して社会イノベーションを推進する活動を通じて、実践的な教育機会を提供することを目指している。2018年に東京大学を退職。著書「問題解決のための『社会技術』」、「社会技術論:問題解決のデザイン」など。

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