Sep 4, 2020

2020年度第8回レギュラー・ワークショップ
「超高齢社会のイノベーション」

/新型コロナウィルスの感染拡大の影響に伴い、事態が収束するまでワークショップは全てオンラインでおこないます。/

第8回レギュラー・ワークショップは、i.schoolエクゼクティブ・ディレクター堀井秀之が1年の学びの総括として実施するイノベーションワークシップです。
テーマは「超高齢社会のイノベーション」です。i.school生にとってはこのワークショップへの参加が修了要件となります。

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本ワークショップはよくある高齢者の困りごとを解決するイノベーションを考えるワークショップではありません。本ワークショップでは、スーパー・アクティブシニアと呼ぶべき、若い人から尊敬されるような自己実現を追求する高齢者を増やすためのイノベーションを考えます。

最高齢のプロフェッショナルと呼ばれる方々は未来の超高齢社会の兆し、エクストリームケースです。どのような製品、サービス、社会システムによって、そのようなスーパー・アクティブシニアを増やすことができるのでしょうか。高齢者だけのことを考えても答えは出てこないでしょう。これは社会全体の問題です。今回のコロナ禍によって顕在化される社会変革の必要性は、高齢者が輝く超高齢社会のあり方にむすびつくと考えます。

本ワークショップは1年間の i.school での学びの総括として、約 10 週間をかけ、ワークショップ後半の試行錯誤、PDCA サイクルを回すトレーニングを行います。総括的分析を行い、再試行の設計を自ら行い、再試行を実施して総括的分析を行うというループを繰り返し、評価能力が高まり、アイディアの質が向上するプロセスを体験します。⻑いワークショップですが、満足できるアイディアになるまで繰り返し、諦めない粘り強さ、持続力を養うことを目指します。

また、アイディア発想は、アナロジー思考に基づきますが、用いる事例を自ら探索します。事例収集というファシリテーターとしての活動も経験します。

ワークショップの最中に、高齢者に対するインタビュー調査、ワークショップも実施します。仮説形成のために行うか、仮説検証のために行うかも含め、参加者が設計して実施します。

以上のように、本ワークショップを経験することにより、イノベーションワークショップをデザインするスキルも習得することができるはずです。

本ワークショップの成果は書籍としてとりまとめ、超高齢社会のあり方を社会に対して提言することを目指します。

テーマ:「超高齢社会のイノベーション」

ファシリテーター:堀井秀之(i.schoolエグゼクティブ・ディレクター)

スケジュール
準備会:9/30(水)19:00-22:00
第1回:10/7(水)19:00-22:00 ワークショッププロセスの試行
第2回:10/14(水)19:00-22:00 エクストリームケース分析、アナロジー事例の要件特定
第3回:10/21(水)19:00-22:00 アイディア発想、評価、総括的分析
第4回:10/28(水)19:00-22:00 アイディア再発想、評価、総括的分析
第5回:11/4(水)19:00-22:00 中間プレゼン、総括的分析
第6回:11/14(土)9:00-16:00 アイディア再々々発想、評価、選択
第7回:11/18(水)19:00-22:00 アイディア精緻化
第8回:11/25(水)19:00-22:00 発表準備
第9回:12/2(水)19:00-22:00 最終発表
第10回:12/9(水)19:00-22:00 振返り会

事前課題
1.「最高齢プロフェッショナルの教え」、「最高齢プロフェッショナルの条件 ~これができれば、好きな仕事で一生食べていける! ~」を読む。
2.東大ジェロネット SIG008 x i.school WS 動画を視聴する。
3.社会システム事例集を読む。
※2と3につきましては、9月30日の準備会でご案内いたします。

参考図書
・「100 年人生の生き方死に方 – 百寿者からの伝言 – 」

会場
新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、ZoomおよびSlackを使用しての開催となります。当日のアクセス先はおってご案内します。
対面式が可能になりましたら、会場については改めてご連絡いたします。

お申込み
通年生とスポンサー企業様には別途メールにて参加方法をご案内いたします。
また、この度、通年生に加えて若干名の公募生(現役の学生)を募集いたします。
ご希望の方は以下「APPLY」より必要事項をご記入の上、ご応募ください。
応募締切:2020年9月20日(日)23:59
期日になりましたので締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。

言語:日本語

備考:このワークショップは、i.school修了要件の必修ワークショップに指定されています。

  • 堀井 秀之

    堀井 秀之(ほりい ひでゆき) i.school エグゼクティブ・ディレクター/(一社)日本社会イノベーションセンター(JSIC)代表理事、東京大学名誉教授。
    1980年東京大学工学部土木工学科卒業、ノースウェスタン大学大学院修士課程・博士課程修了、1996年より東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻教授。専門は社会技術論、イノベーション教育論。2009年よりイノベーション教育プログラム、i.schoolをエグゼクティブ・ディレクターとして運営し、新しい製品、サービス、ビジネスモデル、社会システム等のアイディアを生み出すことのできる人材を育成。2016年に一般社団法人日本社会イノベーションセンター(Japan Social Innovation Center, JSIC)を設立。政府、企業とi.schoolの学生・修了生が協働して社会イノベーションを推進する活動を通じて、実践的な教育機会を提供することを目指している。2018年に東京大学を退職。著書「問題解決のための『社会技術』」、「社会技術論:問題解決のデザイン」など。

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