Aug 4, 2020
<innotalk vol.05 _20>
「日立のデザインによるi.schoolのワークショップのつくり方」
日立製作所デザインチーム
イノトーク(innovation talk)は小人数で密度の濃いディスカッションを実現する非公開イベントです。
2020年度5回目のイノトークは、i.schoolの設立当初からデザインワークショップをご提供いただいている日立製作所のデザインチームの方々にご登壇いただきます。
テーマは「日立のデザインによるi.schoolのワークショップのつくり方」です。
なお、今回も新型コロナウィルス感染拡大の影響に伴い、Zoomを使用したオンラインでの実施となります。
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日立製作所のデザイン部門では、2009年にi.schoolが設立されたときから、年に1度、ワークショップを実施させていただいています。
毎回、「シェア」、「ロボット」、「信頼」など、抽象度は高いけれどそれについて少し考えてみたいと思ってもらえるような言葉を選び、ワークショップのテーマに据えています。これらの言葉についてじっくりと考え、皆さんの中から湧き出る新しい言葉からコンセプトをつくり、それを世の中にあるモノやサービスに当てはめて形にしてみるという一連のプロセスは、もしかしたら、「デザイン思考」と聞いたときに思い描くものとはイメージが異なるかもしれません。
しかし、日立のデザインがi.schoolで行ってきたワークショップは、私たちがデザイン的な思考の中でとても大切だと考えていることについて、皆さんに体験していただき、皆さんと共有したいと思って組み立てているものです。
今年のワークショップでは少し背伸びをして、「非人間中心」という言葉を選びました。私たちが、どのようにテーマとする言葉を選んでいるのか、今年のテーマにはどのような意味があったのか、何を考えてワークショップを組み立てているのか、というようなことについて、ワークショップを振り返りながらざっくばらんにお話して、皆さんと会話をする機会にできると嬉しいです。
日時>
2020年9月3日(木)19:00-20:30
会場>
新型コロナウィルス感染拡大防止策としまして、Zoomを使用して実施いたします。
指定URLとパスワードはお申込みの方におってご案内いたします。
事前のご準備>
お手数ですが、Zoomのダウンロードやログインを行うなどの環境設定はご自身でお願いいたします。
言語>日本語
対象>通年生、修了生、パートナー・スポンサー企業
※イノトークは非公開イベントです。
お申込み>以下「APPLY」より必要事項をご記入の上、ご登録をお願いいたします。
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柴田 吉隆
株式会社日立製作所 研究開発グループ
東京社会イノベーション協創センタ ビジョンデザイン部 主管デザイナー
1999年日立製作所入社。ATM、券売機などのプロダクトデザインを担当ののち、デジタルサイネージや交通系ICカードを用いたサービスの開発を担当。2009年からは、金融機関や自動車会社のウェブサイトデザイン、顧客協創スタイルによる業務改革などに従事。その後、サービスデザイン領域を立ち上げ、現在は、デザイン的アプローチで形成したビジョンによって社会イノベーションのあり方を考察するビジョンデザインを推進する。 -
佐々木 剛二
株式会社日立製作所 研究開発グループ
東京社会イノベーション協創センタ サステナブルシステムデザイン室 主任研究員
東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。日本学術振興会特別研究員、森記念財団研究員、慶應義塾大学特任講師などを経て現職。人類学、都市、持続可能性などに関する国際研究プロジェクトに携わる。日立製作所では、社会インパクトに関わる参加型デザイン、サステナブルなシステム変革に関するプロジェクトなどを主導。主な著作に『移民と徳』(名古屋大学出版会)など。慶應義塾大学SFC研究所上席所員。 -
池ヶ谷和宏
株式会社日立製作所 研究開発グループ
東京社会イノベーション協創センタ サステナブルシステムデザイン室 主任デザイナー
これまで情報端末のデザインや、エネルギー、ヘルスケア、インダストリーなど多岐にわたる分野においてUXデザイン・顧客協創・デザインリサーチに従事。
近年は、主にサステナビリティに関わるビジョンや新たなデジタルサービスをデザイナーの視点で検討している。