Workshop Reports

Apr 5, 2021

参加者レポート
2020年度第7回レギュラー・ワークショップ
濱口秀司氏(monogoto)「無題」

2020年度i.school第7回ワークショップは、monogoto CEO、Ziba executive fellow、またi.schoolのエグゼクティブフェローでもある濱口秀司氏にご提供いただきました。

テーマ:「無題」
ファシリテーター:濱口秀司(monogoto CEO)
日程:1/23(土)10:00-17:00

【2020年度 WS7 (1/23)】

 1月23日に第7回ワークショップが開催されました。今回はmonogoto CEOで、様々な企業の課題を独自の手法で解決し続けてきた濱口秀司様から、質問会の形式でお話をお伺いしました。

 私たちからの質問は、アイデアの発想手法にとどまることなく、濱口様の成果を産み出し続ける秘訣である習慣や考え方、濱口様から見た今の企業が抱える課題点など多岐にわたり、そのどれもがこれまで私たちが考えもしなかった斬新なものであった一方、本質を突いているものでもあり、非常に刺激を受けました。

 その中でも特に個人的に印象に残ったのは、濱口様が実務に取り組む際に、アイデア発想や他者への伝え方について、同じ(既存の)手法は繰り返し使わず、毎回新たな手法を生み出しているというお話です。
 私のイメージでは、最先端のイノベーターは、〇〇流といった確立された独自のメソッドによって、その人らしいアイデアを生み出していると考えていました。しかし、このように同じ手法を繰り返し使うことは、時代遅れで画一的なアイデアや自らの思考力の劣化につながるというお話に、とても納得させられ、自らの思考力、洞察力を武器に、毎度その状況に合った新たな手法を生み出す適応力の高さこそが、長きに渡って活躍し続ける濱口様の真髄であると感じられました。また、新規製品、サービスの普及方法に関する、有名な製品の事例を踏まえながらの定性的なお話も、市場を取り巻く一つの論理に触れることができました。

 このように、今回の質問会では、約7時間に渡ってじっくりとお話をお伺いしましたが、これまでのi.schoolの学びの活かし方や、今後自らが実務に向かう際の態度を考える上で非常に参考となるもので、とても有意義な時間を過ごすことができました。

横山大智
2020年度i.school通年生
東京大学大学院 工学系研究科 社会基盤学専攻 M1

Back